ウィロープールジャパン　美しい冬景色を撮ろう

ウィロープールジャパンならではの
身近な話題から、世界の話題まで…
珈琲でも飲みながらお楽しみください。

2003.01.06

最新のTOPICSに戻る

お持ちの庭の写真を見てみて下さい。その中に冬のお庭の写真は何枚ありますか？葉が青々と茂り、花がたくさん咲くきれいで華やかな写真がほとんどではありませんか？私達はよく海外へ出かけますが、比較的仕事がひと段落する冬に出かけることがよくあります。よってそんな現地の庭を訪れた際の写真は、葉や花がほとんどないものになります。
寂しげな感じがするかもしれませんが、しかし、これがまた良いのです。
春をじっと待っている樹木や下草の中に秘められている力には、新しい季節への期待と希望が感じられ、夢や勇気を与えられます。また、うっすら雪が降った土の中から秋に植えた球根の芽が顔を出している姿には、感動と愛おしさすら感じます。更には、そこに働くガーデナーや庭のオーナーが施す冬の剪定、雪避け、マルチング、施肥の姿を垣間見ると、その庭の受けている惜しみない愛情が、その庭を見ている者にまで伝わってくるのです。
美しい庭の背後にある、人間と庭との美しい関係まで写し出されるのが冬の写真なのです。

冬景色の魅力はまだあります。冬の庭は、デザインの骨格をはっきりと見ることが出来ます。こちらも年に一度の絶好の機会です。ガーデンデザインを学んでいる方やご自分で庭のデザインを考えている方には、是非、花や葉のない、この冬の時期に庭を訪れていただきたいと思います。庭と建物との位置関係、気候との関係、各エリアとのアクセス関係、フレームを作る構造物や樹木の位置関係など、何故その庭がすばらしいと褒め称えられるかのヒントが必ず見えてくるはずです。また、樹木本来の樹形をはっきりと見ることができる機会でもあるため、学生の方は冬の庭において樹木の勉強やスケッチの勉強までできてしまうのです。冬景色は本当に重要な学習材料になっているのです。こうなると、「冬の庭は寒くて何もないから、、、」なんて言っていられなくなりますよね。
みなさん、これからは、美しい冬景色をいろいろな角度から撮ってみて下さい。きっと面白い、趣き深いフォトコレクションになると思いますよ。

ウィロープールジャパン内にオープンしたギャラリーでは、今後も様々な企画展を開催していきます。暮らしを彩る様々なデザインからアートまで、幅広い内容をご紹介いたします。

◇家庭画報（2000.9）（1999.9）（1997.7）世界文化社 ◇Goods Press（2002.4）徳間書店 ◇マイガーデン（2001.No18）マルモ出版
◇別冊太陽『小さな庭づくりとリフォーム』（1998.12）平凡社　◇別冊美しい部屋『スモールガーデン』（2002.3）主婦と生活社
◇花のあるガーデンデザイン（1998.11） ◇緑が美しいガーデンデザイン（1999.11） ◇緑を楽しむガーデンデザイン（2000.11）
◇すてきなガーデンデザイン（2001.4） ◇すてきなガーデンデザインvol.3（2002.2）以上主婦と生活社 ◇RHSJ（2002.2）RHSJ　他